【SOLIDWORKSを使ったパラメトリックモデリング】
Solidworksでのモデリングスキルを高めるために、私物のシャーペンを忠実に再現してみました。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/CG%E6%AF%94%E8%BC%83%E7%94%BB%E5%83%8F%E2%91%A0-1.jpg)
上の画像が実物の写真で、下の写真がCGです。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/%E6%8E%A1%E5%AF%B8%E5%86%99%E7%9C%9F%E2%91%A1%E7%B7%A8%E9%9B%86%E6%B8%88.jpg)
最終的なCGは、フォトリアルに見えるレベルまで拘りたかったので、
モデリングを始める前にノギスを使った精緻な採寸を行いました。
この作業が思っていた以上に大変でした(笑)
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/sokidworks%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%BB%E9%9D%A2%E2%91%A0-1024x553.jpg)
モデリングで一番注力したのは、グリップ部の綾目ローレットです。
小さなひし形の山が無数にあるので、まずは山をひとつ作って
コピーする手法をとりました。ただ形は綺麗に仕上がったのですが、
データが重くなりすぎて、このフィーチャー以降の作業が大変でした。。。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/sokidworks%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E7%94%BB%E9%9D%A2%E2%91%A1-1024x556.jpg)
せっかくの機会なので、内部のパーツもモデリングしてみました。
実際に分解して、計測できる箇所はすべて採寸しました。
設計スキルも身に付けていきたいので、小さい数字には慣れておきたいものです。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AF%E9%83%A8%E3%83%AD%E3%82%B4%E7%B7%A8%E9%9B%86%E6%B8%88-1024x576.jpg)
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/%E5%81%B4%E9%9D%A2%E3%83%AD%E3%82%B4%E7%B7%A8%E9%9B%86%E6%B8%88-1024x576.jpg)
ロゴも少し拘りました。
これは携帯のカメラで撮影したシャーペン側面のロゴです。
アップで見てみると、文字のアウトラインがざらざらしていたり、
シルク印刷の塗料が剥げていることに気が付きます。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/%E3%83%AD%E3%82%B4%E6%AF%94%E8%BC%83%E7%94%BB%E5%83%8F%E2%91%A2-1024x576.png)
Illustratorの作業画面です。
一番上のロゴがペンツールを使ってトレースしたものです。
中段のロゴがシルク印刷の質感を再現するため、ざらざら感を足したものです。
一番下のロゴがさらに傷をつけた状態で、これを最終的なCGに使います。
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/Cut_04-2.jpg)
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/Cut_01-1.jpg)
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/Cut_03.jpg)
![](https://honeycomb-studio.jp/wp-content/uploads/2023/04/Cut_02.jpg)
最後はKeyshotを使ったCGレンダリングです。
スタジオで撮影したような白バックで作ってみました。
宙に浮かせて面白おかしく。。。(笑)
入社してから1年程経過した頃に作ったものですが、自分の腕前を確認するという意味でも良い機会となりました。
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