CG画像

Fusion360でGraphgear1000をモデリング

【SOLIDWORKSを使ったパラメトリックモデリング】

Solidworksでのモデリングスキルを高めるために、私物のシャーペンを忠実に再現してみました。

上の画像が実物の写真で、下の写真がCGです。


最終的なCGは、フォトリアルに見えるレベルまで拘りたかったので、
モデリングを始める前にノギスを使った精緻な採寸を行いました。
この作業が思っていた以上に大変でした(笑)

モデリングで一番注力したのは、グリップ部の綾目ローレットです。
小さなひし形の山が無数にあるので、まずは山をひとつ作って
コピーする手法をとりました。ただ形は綺麗に仕上がったのですが、
データが重くなりすぎて、このフィーチャー以降の作業が大変でした。。。

せっかくの機会なので、内部のパーツもモデリングしてみました。
実際に分解して、計測できる箇所はすべて採寸しました。
設計スキルも身に付けていきたいので、小さい数字には慣れておきたいものです。

ロゴも少し拘りました。
これは携帯のカメラで撮影したシャーペン側面のロゴです。
アップで見てみると、文字のアウトラインがざらざらしていたり、
シルク印刷の塗料が剥げていることに気が付きます。

Illustratorの作業画面です。
一番上のロゴがペンツールを使ってトレースしたものです。
中段のロゴがシルク印刷の質感を再現するため、ざらざら感を足したものです。
一番下のロゴがさらに傷をつけた状態で、これを最終的なCGに使います。

最後はKeyshotを使ったCGレンダリングです。
スタジオで撮影したような白バックで作ってみました。
宙に浮かせて面白おかしく。。。(笑)

入社してから1年程経過した頃に作ったものですが、自分の腕前を確認するという意味でも良い機会となりました。

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